そう言って私を車からおろし、遊園地の入場口へと向かう 入場料もフリーパスも、全部一真が出してくれた 「私、遊園地なんて久しぶり‼︎」 なんだか、小さい時に戻ったように、はしゃいでしまった 「次あれ乗りたい‼︎」 そう言って私がゆび指したのはジェットコースター 「愛菜、乗れんの?」 なっ‼︎失礼な‼︎ 「乗れるよ‼︎いこいこ~」 私は、一真の手を引っ張り、ジェットコースターのところまで走る