キスしたいって‼︎

でも、それだけ愛されてるってことだよね…

なんか、羨ましいよ…

祐介…って‼︎なに考えてんの‼︎

ダメダメ‼︎

「すればいいじゃん!多分、一真にキスされて嫌な人はいないでしょ」

動揺を隠すために、わざと大きい声を出す

「じゃー、しよっかな」

「頑張れ‼︎一真」

とエールを送っていると

「んっ…」

突然唇にふれた一真の唇。
どういうこと?
へ?一真と私、キスしてる?
え⁉︎待って‼︎でも一真は好きな人とキスしたいって…

それってもしかして…

私で練習してるの⁉︎
唇が離れ、一真の顔を見る

「一真…私でキスの練習したの?」

そう言うと、一真の目が点になる

「は?俺は好きな奴にキスするって言ったんだよ」

え⁉︎
どういうこと?
一真が私を好き?