好き!…嘘、大好き‼︎

「あのねぇ、愛菜はめちゃくちゃ可愛いから!私お世辞で言ってる訳じゃないから!同情でもないから」

「ありがとう!慰めてくれて!」

「慰めじゃないわよ!はぁ…本当に愛菜は無自覚よねぇ」

へ?無自覚?
何がだろう…

キーンコーンカーンコーン…

昼休みの終わりを知らせるチャイムが鳴った

「さぁ、教室戻ろっか」

「そーだね。」


教室に戻ると祐介の周りにはたくさんの女の子。
祐介、今日は誰のお弁当食べたんだろう…
そんなことを考えていると、急に頭の上に手がのった

「おい!ちょっとは助けろよな」

「ちょっ///祐介!」