好き!…嘘、大好き‼︎

鞄を肩にかけ、急いで家に帰る


「…てね。……き……祐介」

誰かの喋り声が聞こえた


こっそり覗いてみると、祐介と…莉子ちゃん

こんな時間まで何してんの…?
そう思い、祐介を見つめる

すると莉子ちゃんが祐介の唇に莉子ちゃんの唇を重ね合わせた


…嘘………

私はショックのあまり、泣きじゃくりながら無我夢中に走った
嘘だ…
あの2人、また付き合うの？
私達別れたっけ？
胸がズキズキする



ドンッ

無我夢中で走っていたから、誰かにぶつかってしまった