Dear Song

「ありがと~」


湊がそんな観客の言葉に答えるように、空いている手を上げる。


「これからも、JeunesseはJeunesseらしく。みんなに音楽を届けたいと思います。なので、これらかも応援、よろしくお願いします」


美郷の言葉に、みんなが頭を下げた。


そして、、、


「最後の曲は、今回のデビューの話も掴んでくれた。この歌しかないと思ってます」

「キャー」


美郷の言葉に、観客席から歓声が上がる。


「みんなも、そう思うよね?じゃ、聞いて下さい。Dear Song」


その美郷の言葉を最後に、騒がしかった観客席が急に静まり返る。


それを見計らったように、演奏が始まった。