人気がなくなり、校舎の外にも疎らにしか人が居なくなったのを確認し、、、


1人静かに、体育館を後にする。


玄関まで来て、最後に悠夢と会った日のことを思い出す。


『また、、、百瀬さんと会いたいから』


最後の最後に悠夢が言った、その言葉。


悠夢は、覚えていますか?


そして、あたしが言った、、、


『その時までに、この気持ちが、、、「恋」だったか、考えておく』


その約束を、覚えていますか?


全ては、もう1度、、、


あたし達が、会えたらわかる。


もし、悠夢が覚えていなかった。と、しても、、、


それでも、良い。


悠夢が教えてくれた、気持ちも想いも、、、


全て、、、


歌へと、変えてしまおう。