Dear Song

お母さんの目を見て、ちゃんと話をしたのは、、、いつが、最後だっただろう?


いつから、お母さんの目を見なくなったのだろう?


そして、お母さんはいつから、、、あたしの目を見てくれなくなったのだろう。


「進路の、事なんですけど、、、」

「チャキ、頭良いんでしょ?担任の先生もチャキなら「大丈夫だ」って、言ってたわよ。お父さんも、お母さんも出た、大学で」


お母さんは、未だに楽譜を見続けたまま、、、


そんなお母さんに、あたしはこれからどうやって話そうか?と、悩む。


「あの、、その、、、」

「何?他に行きたい、音大でもあるの?」


、、、音大。


あたしの進路は、お母さんの中で「音大」と決まっているのか?


そう、尋ねてくる。