Dear Song

兄じゃなく、あたし自身を見て欲しかった。


才能に恵まれ、何をやらせても、、、


兄を超えることなんて、あたしには出来なくて、、、


でも、そんな兄が嫌いになんてなれなくて、、、


むしろ、大好きで、、、


子供の頃、そんな両親への気持ちと、兄への気持ちの狭間に揺れていた。


でも、1番あたしのことを理解してくれた兄を、、、


兄の背中を、あたしはいつの間に追っていたんだ。


あたしは、そんな兄に、、、負けたくない。


そう、心のどこかで思っていたのかな?


だから、今、、、あたしはステージに、立っているのかな?


そんなことを考えていると、、、


教室の中から、美郷が出てくる。