そして異様な盛り上がりを見せた、文化祭が、、、始まった。


文化祭は、2日間。


1日目は、去年、一昨年とそんなに変わらないが、、、


2日目の人の多さに、教師たちも、生徒たちも目を疑っていた。


そんな、文化祭2日目。


人、人、人で、溢れかえって居る校内をすり抜け、体育館へと向う。


その途中で、あたしは悠夢と出くわした。


今日も悠夢の隣には、美郷が居た。


そして、湊と康も。


「百瀬さん」


悠夢は、あたしに手を上げる。


そんな悠夢の行動に、Jeunesseのみんなもあたしのことを見た。


「何、悠夢の彼女?」

「そんなわけ、ないじゃん」


あたしや悠夢が否定する前に、美郷が湊の言葉を否定した。