Dear Song

「それが、今年も来たんだ」

「俺ら、活動休止中だってのに」


兄の言葉に、AKIRAが加わる。


「俺らの活動休止って、結構有名だよな?」


AKIRAが、あたし達に同意を求める。


「まぁ、そうですね」


伊吹が、AKIRAの言葉に同意した。


「それなのに、DAIの母校から知ってか、知らずか、問い合わせが来たんだよ。「ライブやってくれませんか?」って」


兄の母校から?


「もちろん。活動休止中だから、断るつもりだったんだよ。だけど、DAIが」


TAKUYAはそう言い、兄の顔色を伺う。


「あの報道のせいで、お前らライブ出来なくなっただろ?」


そう、兄はあたし達に問い掛けてくる。