Dear Song

歌い終わり、そっとマイクをテーブルの上に置く。


「どうよ?」


瑠奈が自信満々に、2人に尋ねる。


「地味子がねぇ~」


奏は何が面白いのか、口元を緩めて笑った。


そして伊吹は、、、


「決まりだな」


そんな言葉を呟く。


そして瑠奈がグッと拳を握り、あたしに満面の笑みで微笑む。


「一緒にやろう!」

「え?」


急に何のことを言っているのかわからず、あたしは瑠奈に聞きかえす。


「バンド、やろう」


そして、まだお互いに名前も相手のこともよく知らないのに、、、


あたしは、瑠奈の言葉に、、、頷いたんだ。


「バンド」と言う、言葉に引かれたのか。


それとも瑠奈や奏、伊吹に引かれたのか。


それさえも、わからないけど、、、


その時、確かに思った事は、、、