Dear Song

そんな奏に、瑠奈は食って掛かる。


そんな2人のイザコザを見て、この空気が好きだと思った。


ごめん。お父さん、お母さん。


あたし、、、Libreの音楽を捨てることなんて、出来ない。


Libreの音楽が、本当に好きなあたしの音楽なんだ。


だから、、、ごめんなさい。


面と向って、両親にそんなことを言えないから、、、


届くことはない。と、わかっていながら、、、


あたしは、心の中でそんな言葉を両親に向けた。


「ヒメ」


奏と瑠奈の様子を見ていたあたしに、伊吹が声を掛ける。


「うん?」

「Summer Live、知ってるだろ?」


伊吹の言葉に、あたしは頷く。