Dear Song

「、、、珍しいね。悠夢と百瀬さんが一緒に、居るなんて」


あたしのことを見て、美郷の顔色が一瞬、、、いつもと、違ったような気がした。


「さっき、そこで会った」

「そうなんだ。バンドの練習に遅れてるんだから、早くして」


美郷は、悠夢を急かす。


「わかってるって」


悠夢は小走りに、美郷の元に駆け寄った。


そして、靴を履き替える。


「百瀬さん。また、2学期ね?」


美郷は、そんな言葉をあたしに向けてくる。


「、、、あ、はい」

「バイバイ」


そう言い、美郷はあたしに手を振ってくれた。


「じゃあね、百瀬さん」


悠夢も、あたしに挨拶をする。


そんな悠夢のことを、、、


「悠夢。早くして」


そう、美郷はまた悠夢のことを急かした。