「わっ…翔ちゃん!!待ってっ」


「なんだよ。杏菜はもうちょっと


ゆっくり歩けないのかね」


むーっ…。


「しょ、翔ちゃんの足が長いから、


翔ちゃんが早いから、私が小走りに


なっちゃ…きゃっ…!」


話しながら歩いていたらなにかに躓いた。