憧れの場所へ連れていって


二階の死角になる押し入れに荷物を置き家事をするため、家中を動き回る。

部活を終え帰宅した和真と拓真。

夕飯はすでに出来ていた。

「母さん、今日のご飯何?」

「今日はさかなと煮物よ」

いかにも自分が作ったかのような言い方。

「父さんは?」

「もうすぐ来るわよ」

話しているとドアの開く音がした。

「ただいま」