憧れの場所へ連れていって


学校が終わり家に帰宅すると梨沙がリビングにいた。

「ただいま帰りました」

一応挨拶すると梨沙がこっちを向いた。

「ここに座りなさい」

輝は拒まず梨沙の前に座る。

「あなた、これからこの家の家政婦になりなさい。これは家族で決めたことだから」
「わかりました」

輝は自分の居場所を与えられた気がしていた。