「そんなこと…。みやののせいじゃないのに」 俺はみやのの頭を撫でながら呟いた。 こういうときに無力な自分に腹が立つ。 瞬みたいにリーダーシップはとれやい。 千みたいに場を明るくできない。 佑樹みたいに可愛く皆を和ませることができない。 なんて無力なんだろう。 みやの一人も守れないなんて。 小さい子をあやすように背中をポンポンとしながらみやのの涙が流れた頬を親指でぬぐった。