少しの間の沈黙。
「ねぇ、もしかして…」
沈黙を破ったのはみずきだった。
皆がみずきを注目し、目で続きを促す。
「蔦で覆われているのって皆大人じゃない?私たちもそうだけど、クラスの子達も親は蔦で覆われたけど兄弟とかその子自身は大丈夫みたいなの。ということは、大人だけが蔦で襲われて子供は平気っていうことじゃないんじゃないかなあ?」
「たしかに…でも何で…?」
「…それはみんな知りたい」
「まぁ~、何でかはおいといてとりあえず、これからどうするか考えない~?」
千にしてはまともな一言だ。
「千にしては珍しい言葉だなぁ~」
瞬も思ったみたいで笑いながら言う。
「食糧とかもどうするか考えないとね~」
その佑樹の一言でみんながハッとした。
