なんとそこにいるであろう、タレントか誰かが蔦で覆われているのだ。

チャンネルを変えてもそうだった。

しかしあるチャンネルだけは違った。

そのチャンネルには子役が映っており、一人で泣いていた。


それを見た瞬が「もしかして…」と言い、急いでスマホを出しいじりだした。

「瞬くん、何してんの~?」と佑樹が聞く。

「クラスのやつに電話かけてみる。俺たちが生き残って子役もなんともない。もしかしたらクラスのやつらも大丈夫かも。」と言った。


それを聞いた瞬間、他の皆も一斉にスマホをいじり電話をかけていった。