「じゃあ、私ん家のドアやっていいよ。お母さんのこと気になるし。」
と私が言うと瞬が、本当にいいのか?という視線を送ってきた。

それに頷くと、千が工具取って来るといって出ていった。

戻ってきた千の手にはいろいろと握られており、佑樹以外の男子がドアを壊す役目をした。


ドン!ドン!ドン!

ふーっと3人が息を吐く。

もう一度やると、ガシャーンという音と共にドアが部屋に向かって壊れた。

見えた部屋の光景に皆が息をのんだ。