由奈「暑い…」

未愛「そうですね、もう夏ですから、」

神田くん「暑い。」

未愛「あっそうだ実は
今日転校生が来るんです。
坂のした中学にいた人ですよ。」


ガタッ

未愛「どうしましたか?」

由奈「あ…いや…なんでも…」



ガラガラッ

先生「はーい席につけー!
今日は転校生を紹介する
坂のした高校から来た
秋葉春(あきば はる)くんだ。」



生徒達「ええー! うそ!
坂のした高校って超有名じゃん
頭が良くて
みんな美男美女だし
チョー金持じゃん」



先生「はい!静かにしなさい
どうぞ秋葉くん、」


秋葉春「うーすっ
秋葉春や、
実はここに
知り合いおるから来たねんっ」


生徒達「関西弁だ! えーだれだれ」


秋葉春「あっ!その前に
そこのにーちゃん
なんでそこそんなに女の子多いんや?」


神田くん「…………」

秋葉春「無視はアカンで!」


あーもーうるさいなぁ
いい加減だまりなさいよ!
あっこれ投げよ……


ガンッ


秋葉春「痛っ…誰や何すんねんな!
ん?き、の、し、た、ゆ、な、……!
由奈っ!由奈もこのクラスやったんか!
やったー
あっ知り合いって由奈のことやねん
皆覚えとってや!
先生ほな席教えてや」


先生「えーっとあっあそこだ
池田の隣」