「ごめん!りょう! 今日だけ抜けさせてください!」 あたしは深く頭を下げて 全力でお願いした。 「楽しみにしてたのにな〜。 ま、いいや!今日だけな!」 楽しみに…?なにを? 「あ、ありがとう!ごめんね! 明日からは頑張るから! じゃあね!」 あたしはりょうに手を振って あやと学校を出た。