「村上さん?大丈夫ですか?」 クラスのみんなが あたしに注目する。 りょうも目を点にしてあたしを見てる。 「すいません!ちょっとトイレ…」 あたしはこの空気に我慢できなくなり 教室を飛び出た。 りょうはあたしの方を見ていた。