それから数日間―…
俺は視聴覚室に行ってない。


りぃに会ったら何するか分かんない。
それでも頭の中はりぃでいっぱいなんだけど…


りぃに会いたいな…
久し振りにあの笑顔を見せてほしい。

やっぱり告白しない方が良かったん
じゃ…
ハァ……



俺はどうすればいいだろう…



俺はその日結局脱け殻のような状態で授業を受けていた。




放課後…

ほんの数日前ならここを楽しそうに走っていたんだろうか?
りぃに会えるとか考えながら…



りぃ…りぃ……


俺はずっとキミのこ…





「晃君!!!」



愛しい人の声がした。



振り向いてみると…やっぱり。
俺が会いたくて会いたくてたまらなかったりぃだった。




「りぃ…どうして……」



キミは俺の事は好きじゃないんでしょ?
何で俺を呼ぶの?