俺は貴見野 晃。

俺には好きな娘がいる。
名前は―…



「こ~おぉ君!!!
 お菓子ちょーだい☆」


丁度来たね。

この女の子は伊吏渓 りぃ。
俺の好きな女の子。



「はいどーぞ。」

俺はりぃに今日のお菓子を渡した。



俺の家はケーキ屋で俺はもともとお菓子を作るのが結構上手だった。

でも俺は甘い物は苦手だ。
ケーキ屋の息子だけど食べたら気持ち悪くなる。





だからあんまり食べない。

でも俺の友達がお菓子よこせってうるさいからとりあえず毎日作って持ってきている。