「何雨ちゃんに嫉妬してるのよ~」

母親、ケラケラ笑っております。

「だって、すげぇ雨に構っとるやんか。俺、ちょーさみしいんやけど。」

父親、スネ夫さんになってます。てか、お前今年45やろ。

あ、ガバッて音したから抱きついたもよう。

「ちょ、優さん!」

あの、リップ音聞こえてくるのですが。

母親、喘いでおります。やめてくれ。家族のラブシーンほど寒いもんない。

「俺にも構って?」

「んぅ、分かった!からぁ・・・」

お前ら、仕事あるんじゃねーの。

朝から盛ってるわね・・・←15歳

二人のラブオーラにあてられたのか、リビングにいたはずの雨が、私の脚にすりよってきた。

「優さん!仕事!仕事!」

やっと我に返った母親。

茶番劇なんかやってるからですよお母様。残り15分です。

とゆーか、これ毎朝やってよく飽きないね。私は飽きたよ。

以上、我が家の騒がしい朝~雪様の実況つき~でした!