「あの、すいません。右野さん」

君は「あっ!」と驚きながら、僕の元へ駆け寄ってきた。

「さっきはすいませんでした。これさっき落としましたよ。」

僕はさっき拾った生徒手帳を渡した。

「では、これで。」