うん。捨てられたんだ。




僕はそう言った。





「かわいそうに...私の家に来る?」





いいの?





「いいよ。おいで」






彼女はそう言って、僕を抱き上げた。






彼女には僕の伝えたいことがわかるらしい。





不思議な子だ。






でも、僕を助けてくれた。






優しい女の子。