「ねぇっ…じーん〜なにさっきからぼぉっとしてるのよぉ〜」
腰をくねくねとくねらせて、ケバい化粧の先輩が無駄にでかい胸を押し当ててくる。
気持ち悪っ…
今更ながら吐き気が出てきた。
よし、もう終わらせよう。
「飽きた…」
「え?」
「だから飽きたっつってんだろ、もう俺に関わんな」
いきなりの俺の態度の豹変ぶりに、先輩は戸惑いを隠せない様子。
ふっ、いい気味。
「え…ちょっと待ってよ仁…!」
「うっせえとっとと消えろ」
「じ、仁…」
泣きそうな目で先輩は保健室からでてった。
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