光と闇

私は目の前におきている“現実”が理解できなかった。
妹が悲鳴を上げて、我に帰った。

たちまち、回りには人だかりができて、救急車が来るのを待っていた。

すぐに救急車が来てお母さんとお父さんを連れ、私と妹は救急車に一緒に乗り込んだ。

私は、冷静に「助かるんですか?」と涙をこらえながら、看護師に聞いた。
答えは「助けてみせます」
とその看護師は言ってくれた。