男友達-anotherstory-

「大樹っ!」


そう言って駆け寄ってくる女の子。


そして勢い良く抱きついて

「大樹、会いたかった...」


そう言った。



聞きなれた声。
触れなれた感触。


「渚...」


こんなにも来るのが早いなんて...。
聞いてないぞ...!

ちらりと瑞穂を見ると明らかに切なそうな顔をしている。


そりゃ、知らない女に抱きつかれたら嫌だよな。

「渚...離れて。」

俺は速攻渚を体から離した。

「あはっ、ごめん...ってえぇ!!!
大樹が女の子連れてる!!!!」


声がでかいのなんの。
相変わらずだ。