男友達-anotherstory-

家に帰ってもお母さんはいなかった。

テーブルを見ると出かけてくるね!とメモが残してあった。
一体どこへ...

無駄にシーンとしている家。
こういう時兄弟とかいればなー...

でも...こんなに泣きたい時くらい一人がいいかなっ...

私はのそのそと部屋に行き、音楽を大音量でかけた。


殺風景な部屋が無性にまた静かさを生んで悲しみを沸き立たせるから。


自然と頬に涙が流れる。



なんでこんなに上手くいかないんだろう。
なんでこんなにダメダメなんだろ。


「大樹...」

お願いだから大樹どこにも行かないで...