男友達-anotherstory-

日が傾き始めた頃。

滝のような雨が降り始めた。

「やばっ、川からでようぜ」

川が荒れると予想した俺は急いで川から出た。

「うんっ…ひゃっ!」

その時、渚は川で転んでしまった。

「渚!大丈夫か?」

「ちょっと…足ひねったかも…」


その間にどんどん川のかさは上がっていく。

どうしよう。
動けない渚。
遠くへ行った大樹。
助けられるのは俺だけ。

でも、水の量が増えていく川に飛び込むほど俺は勇敢ではなかった。

「きゃあっ!!!!」