男友達-anotherstory-

瑞穂は保健室に運ばれた。


俺はその後の体育は集中できなかった。


瑞穂が心配だった。



でも...
瑞穂は自分の可能性に気付くべきなんだ。
誰の言葉でもなく、自分の力で...


このまま俺のわがままで、一緒の高校がいいなんて。
よくないに決まってる。

あいつにとってもっといい人生があるはずなんだ。