男友達-anotherstory-

私は夢を見た。


真っ暗の中、一人ぼっち。


すごくさみしい。


「瑞穂...」


でも、私の目線の先には大樹がいた。


とても悲しそうな顔の大樹。


「瑞穂...ごめんね...」



なぜか大樹は私を暗闇において一人歩いていってしまう。


まって...
どこにいくの?


私を置いていかないでよ...


声をだそうとしても声が出ない。



まって。
まって...

まって...!