桜と躑躅

学校に来て気づく、今日の日付を。
「2月…?」
そう、もうあと一ヶ月したら公立高校の受験が始まるような日付だった。
「7月の気分だった…。」
ボソッと私は呟き席に着いた。

あの夢をフラッシュバックしながらその日は過ごした。