プリズムちゃんが残したかけらや
美しい宝石を見つめて
しょうたくんは云います。

『どんな姿になっても、
 やっぱりきれいだよ、
 プリズムちゃん。
 僕の涙と君の涙で出来たこの宝石は
 僕にとって世界で一番の宝物だ。』

そう云うと、
宝石を口に運び
ごくりと飲み込みました。

『僕たちも、
 僕たちの宝物も、
 ずっと、ずぅっとひとつだよ、
 プリズムちゃん。』