外見狙い特別警戒中

「ねぇ…、全然痛くないんだけど。」

「はぁー!?ふざけんじゃねーよ!」

おー、キレてきた!

もう一押し。

「鬼龍のなんなの…?あんた。」

本当は知ってるけどね、
参謀だろ、こいつ。

「ぁあ"…?!ふざけんなよ、
ぁあ?!やんのか…?!」

おっ、私まだ返事してないのに
殴りかかってきたし。

まぁ、避けれるけど。

スピードも遅いし、力もない。

顔を狙うパンチは
ギリギリにわざと避ける。

下にかがんで、鳩尾に一発。

「うっ、げほっげほげほ…。」

「鬼龍ってこんなに弱いの…?
ほら、総長さんも来たら…?」

ふふっ、早く早くー、
もー、体がムズムズしちゃう。

「あぁ…わかったよ。覚悟しとけ。」

「そっくりそのままお返しするわ。」

クスクス