【ニッブいわねぇ! 私から康平経由で健太君を誘うのよ】
【あぁ、じゃあ後から健太に電話してみるよ。……それと俺の事は訊かないのか?】
【あ、すっかり忘れてたけど行くんでしょ?】
【ま、まぁな。……そういえば夏休み前に、内海と駅まで帰る時があってさ……】
【ん、随分前の話ねぇ……! あぁ、綾香から聞いてるわよ。何で今話そうとしたの?】
【あ、いや……何となくだよ】
【ぷっ、君って、秘密を持てないタイプなんだね。ホント詐欺には気を付けてね】
軽い罵り合いをした後、最後に亜樹が言った。
【康平は少し落ち込んでいるようだけど、先は長いんだから気にしないで頑張んなよ】
亜樹の勘の鋭さに改めて舌を巻く康平だった。
【あぁ、じゃあ後から健太に電話してみるよ。……それと俺の事は訊かないのか?】
【あ、すっかり忘れてたけど行くんでしょ?】
【ま、まぁな。……そういえば夏休み前に、内海と駅まで帰る時があってさ……】
【ん、随分前の話ねぇ……! あぁ、綾香から聞いてるわよ。何で今話そうとしたの?】
【あ、いや……何となくだよ】
【ぷっ、君って、秘密を持てないタイプなんだね。ホント詐欺には気を付けてね】
軽い罵り合いをした後、最後に亜樹が言った。
【康平は少し落ち込んでいるようだけど、先は長いんだから気にしないで頑張んなよ】
亜樹の勘の鋭さに改めて舌を巻く康平だった。


