「大翔くんが助けてくれたの」 「大翔が…」 「楓花を探して…そしたら川で流されてる楓花を見つけてくれたのよ」 「バカみたい、ほっとけば良いのに」 <パシーーン> お母さんに頬を叩かれた 「何で、そんな事言うの?楓花が死んだら私達は何を見て生きていくのよ!楓花は宝物なんだよ、そんな事言ったらお母さんは…」 「…」 私はお母さんの涙を指で拭った ゴメン でも…