「懐かしいな、2年前なのに…」 「…」 「どうかした?」 握った私の手に蒼空の力がこもった 「いえ、蒼空さんは、お姉ちゃんの後輩ですよね」 「そうだけど?」 「あの…」 そう言い掛けた時、大翔の姿が目に入った 私は無意識に蒼空の手から離れていた