家まで20分の距離を、トボトボ歩いた 商店街や家が立ち並ぶ道は明るく怖くはなかった 少し歩いた先に、言い争う男女の影が見えてきた あれは、大翔? 久しぶりに見る大翔の顔があった 道はここだけ、知らんぷりして通り過ぎるしかない