アイシテル〜君と私の180日


「おい!」



<ドッキーーーン>


これって猫の毛が逆立つような感覚なのだろうか?


今ならびっくりした猫の気持ちがわかる



私の鼓動が必要以上に速くなる



「お前、待て!」



私は振り向かずに



「…あの人違いです…きっと」



私は一気にダッシュした