失 楽 園




それから姉さんは母さんを
ぐちゃぐちゃに刺した後、
父さんも手にかけた。

 もちろんとどめは僕がやった。

二度とこの世界の光という光が
見えないように、
目玉も全部抉り出してやった。

姉さんは泣きながら笑っていた気もする。

僕も姉さんの隣りで、笑っていた。