ケッコン? なに、姉さん、どういうこと? 自然と呼吸が早まった。 「すごく、すごくすごく いいヒトなの……! 今日、プロポーズされた……っ」 「ふざけるな!!」 気がついたら、 僕は父さんと姉さんの前に 飛び出していた。 心臓が破裂しそうなくらいに 早く脈打っている。 怒りと焦燥に、 握った拳が震えた。