「……こんなに近くにいても、 恭夜くん、何にも してくれないし……。 キス、だって……」 ああ、そう。 結局は美花子も、 そこらのオンナと一緒だった。 そうして馬鹿なオンナの くだらないプライドを壊さない為に、 僕は彼女を抱いた。 壊すのなら、 じわじわ壊した方がいい。