「それにあなただって知ってるでしょう? 恭ちゃんがあの女を見る、目……。まるで恋しているみたいなのよ。」 「馬鹿なことを言うな。あいつらには、姉弟だとずっと言ってきたじゃないか」 「私にはわかるの。恭ちゃんは、あの女のことを愛してる。私のかわいい子供が……どこの女の子供だか知れない女に奪われるなんて、絶対に嫌よ!!」 「やめろ!!」 父さんが叫んだ。