「そんなこと言われても、今更どうしようもないだろう」 「でも……!」 「俺の立場とお前の立場、どっちが大事なんだ?」 「なによその言い方っ!!」 「静かにしろ!」 「私はいやよ。どうして、赤の他人を育てなきゃならないの!!」 がつん、と鈍器で 頭を殴られたような気がして、 目の前が真っ暗になった。 赤の他人? 私のこと?