宙を舞った姉さんの身体を見た後、 僕は前に向き直り、運転手に小さく 「Hurry up,please」 と言った。 窓の外には、野次馬の連中が 姉さんの事故現場を一目見ようと流れていく。 僕は姉さんのことを切り捨て、帰国した。 そして僕は空港に着いてすぐに 近くにあった警察に飛び込み、 「両親を殺した」と告げた。 両親の死体は僕が思ったよりも ずっと早くに発見されて、 僕はすぐに逮捕されたが、 証拠不十分ということで釈放された。 おかしいと思った。