姉さんのことは大好きだよ。
もちろん、今でもね。

だから、姉さんを傷つけるモノ
みんな、壊してあげようと思ったんだ。





そう言って、
まだ大人になりきれていないような
無邪気な笑みを、青年は浮かべた。